小倉医師会学校医会は、内科・小児科学校医を中心に発足した会です。学校医がすべての診療科の検診を担っていた頃、校区によっては地域の眼科や耳鼻科に協力を依頼していました。その身体検査の日程作りのために学校医の委員を4人作って委嘱したことが、学校医会発足のきっかけになったといわれています。活動を開始したのは昭和33年のこと。そして昭和51年に会則が作成され、正式な組織として組織されました。
親睦の会から始まった学校医会ですが、平成17年から会則を改正。その目的を「学校医の学校保健業務の研鑽と学校保健の向上および学校医相互の親睦」とし、この年から、校医業務の研鑽のために、総会後の講演会や書籍の配布などを行っています。
さらに平成24年度からは、「小倉医師会学校医会と学校長との意見交換会」が開催され、校長会とのメーリングリストも作成されました。学校側と密に連絡を取り合って、児童・生徒の心身の健康と安全を守り、学校保健の向上に貢献することが狙いです。
