小倉外科会が産声をあげたのは、昭和35年。当時の若手外科系医師11名が親睦のために集まった会合が、第1回の例会となりました。
当初は親睦の場という性格が強かった本会ですが、時流とともに、専門医会へと変化を求められるようになっていきました。昭和30年代後半には、外科・整形外科の開業医が増加。さらには、看護学校講師、予防接種、救急医療、健保、労災、自賠責等の対応が必要となりました。そこで昭和40年に、初代会長・川原俊男先生のもと、外科会規則を改正。本格的な定款を作成して現在の小倉外科会へと改組しました。
以来、小倉医師会の中の一つの専門医会として、本格的な活動がスタート。医師会事業への協力、学術研修、会員親睦に取り組み続け、令和2年(2020年)1月には60周年を迎えています。
