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耳鼻咽喉科医会

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「耳の日」の無料相談は、全国トップクラスの歴史。昭和53年に創設した「臨床懇話会」の輪が、北九州に拡大。

耳鼻咽喉科医会発足のきっかけは、昭和38年頃から始まった毎月の会合だといわれています。小倉耳鼻咽喉科専門医会として正式に発足されたのは、昭和45年5月のこと。以来、現在まで、定期的に例会の開催を続けています。

地域貢献にも力を注ぎ、耳の日(3月3日)の難聴相談、補聴器相談(いずれも無料)は、昭和48年からスタート。現在では北九州市耳鼻咽喉科医専門医会との活動になっていますが、全国的にもみても長い継続の歴史が高い評価をいただいています。

また昭和53年には、本会の中に「耳鼻科臨床懇話会」を創設。ほぼ毎月1回2~3名の臨床的な報告、疑問、研究成果などの話し合いや、病院、大学からゲストを招いての講演活動を展開。市内各区からも参加があり、その輪が、北九州市耳鼻咽喉科医専門医会の結成(昭和56年)へとつながりました。


耳鼻咽喉科医会会長 安元 義博

アレルギーの増加とともに、内科的診療形態が増加中。時代の変化に対応していくためにも、交流と研鑽を継続。

本会の定期的な活動としては、小倉医師会の救急医療委員会、各種検診、看護学校、保険指導、介護認定審査会等に委員を出す、といった協力を行っています。また、現在では年6回の例会を開催し、京築地区の先生方や病院勤務の先生方にも参加していただきながら、各委員会からの報告や情報交換、親睦に努めています。

北九州市及び福岡県の専門医会に対しては、地域医療・社会医療の分野で学校児童検診など、耳鼻咽喉科校医として、地域内の小中学校、高校、幼稚園等に出務しています。休日急患対策としては、毎日曜日に市立夜間休日急患センターに出務しています。

また北九州耳鼻咽喉科臨床懇話会(2~3か月に1回、臨床報告、研究成果や疑問点の協議、講師を招いての講演など)へも積極的に参加をしています。

時代の移り変わりとともに、耳鼻科でも、病態や臨床内容の変化がみられます。感染症が減り、アレルギーが増え、より内科的な診療形態が増えているようです。

こうした変化に対応しうる研修、研鑽が、これからはますます必要です。今後もさらに学びの場作りに努め、その成果を地域社会に還元できるよう、取り組んでいく決意を新たにしています。