小倉の整形外科の歴史は、国立小倉病院、九州労災病院、小倉記念病院から始まりました。「整形外科」の認識が広まるにつれて、開業医も増加。しかしお互いの交流はありませんでした。そこで昭和44年、九州大学から九州労災病院長として赴任された天児民和先生が、「北九州地区の整形外科医による勉強、親睦の会を作ったらどうか」と提案。直ちに北九州地区の勤務医、開業医を含めた北九州整形外科医会が結成されました。そしてその3年後の昭和47年、小倉における整形外科開業医のパイオニアともいえる久米祥生先生、安藤正史先生のお世話により、14名の会員で小倉整形外科会が発足しました。
昭和50年代になると、例会は毎月となり、学術はもちろん、経済、宗教などさまざまなテーマの研修会を行うなど、活発な整形外科会へと成長しました。昭和62年には第1回の研修旅行を実施。平成24年には40周年を迎え、記念式典を盛大に行いました。