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園医会

全国の先駆けとなった、園医組織のパイオニア。園児の健康管理のため、協力体制づくりに挑戦。

小倉医師会園医会は、全国に先駆けて、平成4年に結成されました。

当時は、園児の急増を背景に、各地で園医活動が芽生えてきた頃でした。日本保育園医協議会が結成されたのも、平成元年のこと。園医活動がようやく全国的な動きになってきたばかりでしたが、小倉においては早くから、園医会の必要性やそのあり方について話し合いがなされてきました。その輪の中に、小倉医師会内科医会も加わり、具体的な協議を重ねたうえでの、園医会結成でした。

最初の課題としては、園の経営母体や管轄が異なるため、健康管理への足並みが揃いにくいこと。また、これらの園を統合する公私立の諸団体と医師会がいかに対話を図っていくか、ということがあげられました。

そこで園医会では、さまざまな講演活動や広報活動を通じて、「園児の健康管理のための集まりである」という目的の周知に注力。園児の健康増進のための協力体制作りに、地道に取り組み続けてきました。


担当理事 古賀 一吉

増え続け、多様化する、園児の健康問題。ますます期待が高まる、地域に密着した園医活動。

園医会の具体的な活動としては、年1回の総会、年3回の役員会、園医交代業務、会員へのアンケート調査、市保育園・幼稚園保健部会との連携(園医会から役員を派遣)、講演会などを行っています。講演会では、園における感染症、乳幼児の事故とその対策、小児の生活習慣病、発達障害、アトピー、アレルギー、育児不安への対応など、さまざまなテーマで最新の情報を提供し、好評を呼んでいます。

園医会の発足から20年が経過し、保育園・幼稚園に入園する子どもはさらに増え、とりわけ入園年齢の低年齢化が顕著になっています。と同時に、園児の健康に関する問題も増えてきました。感染症児の取り扱い、予防接種の問題、アレルギーの問題、幼児期に見られる成人病への芽生えの問題。このように問題が多様化するにつれ、園医が果たす役割への期待も、地域に密着した小倉園医会の存在意義も、ますます大きくなっていくと思われます。今後は全国の園医活動も参考にしながら、保育園・幼稚園との協力体制のもと、園児たちの健康増進により一層力を尽くしていくつもりです。