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専門医会の案内

若手医師の親睦会として発足。時代とともに役割を広げ、医療の連携、学術研修、親睦に取り組み続けて、半世紀。

小倉外科会が産声をあげたのは、昭和35年。当時の若手外科系医師11名が親睦のために集まった会合が、第1回の例会となりました。

当初は親睦の場という性格が強かった本会ですが、時流とともに、専門医会へと変化を求められるようになっていきました。昭和30年代後半には、外科・整形外科の開業医が増加。さらには、看護学校講師、予防接種、救急医療、健保、労災、自賠責等の対応が必要となりました。そこで昭和40年に、初代会長・川原俊男先生のもと、外科会規則を改正。本格的な定款を作成して現在の小倉外科会へと改組しました。

以来、小倉医師会の中の一つの専門医会として、本格的な活動がスタート。医師会事業への協力、学術研修、会員親睦に取り組み続け、令和2年(2020年)1月には60周年を迎えています。


外科会会長 鶴留 洋輔

 

伝統の例会は貴重な情報交換の場。研修会、研修旅行など、外科医が互いに連帯し、切磋琢磨できる機会を提供。

現在の、会員数は51名。北九州市医師会および小倉医師会の各種委員会委員や、看護学校への講師などとして協力・参加をしています。年1回の総会(4月)と、毎月の役員会(原則として第二月曜日、19時~21時)で方針や活動内容を協議。発足のきっかけとなった例会は現在でも2ヶ月ごとに開催し、情報や意見の交換を行っています。医療技術の向上にむけて、研修会も企画。病診連携にも成果をあげています。また親睦を図る行事として、研修旅行や、ゴルフ、釣りといった趣味を楽しむクラブ活動もあります。さまざまな機会をとらえて、外科医同士が連帯して互いに助け合い、切磋琢磨できる場づくりを進めています。

今後も、会員相互の親睦を土台としながら、小倉医師会の地域医療活動(救急医療活動、介護認定審査、産業医活動、看護学校、検診業務など)を強力にサポートしていくこと。勤務医との連携や学術研修に努め、学術団体としての地位を確立すること。福岡県臨床外科医会を通じて必要な情報を交換・提言していくこと、という目標を掲げ、会員全員で努力してまいります。

2010年50周年祝賀会
2011年研修旅行写真