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整形外科会

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北九州整形外科医会を母体に、小倉の専門医が集まって発足。平成24年で創立40周年。

小倉の整形外科の歴史は、国立小倉病院、九州労災病院、小倉記念病院から始まりました。「整形外科」の認識が広まるにつれて、開業医も増加。しかしお互いの交流はありませんでした。そこで昭和44年、九州大学から九州労災病院長として赴任された天児民和先生が、「北九州地区の整形外科医による勉強、親睦の会を作ったらどうか」と提案。直ちに北九州地区の勤務医、開業医を含めた北九州整形外科医会が結成されました。そしてその3年後の昭和47年、小倉における整形外科開業医のパイオニアともいえる久米祥生先生、安藤正史先生のお世話により、14名の会員で小倉整形外科会が発足しました。

昭和50年代になると、例会は毎月となり、学術はもちろん、経済、宗教などさまざまなテーマの研修会を行うなど、活発な整形外科会へと成長しました。昭和62年には第1回の研修旅行を実施。平成24年には40周年を迎え、記念式典を盛大に行いました。


整形外科会会長 手島 鍛

年10回の研修会は、最新知識と仲間を得るチャンス。地域医療にも積極的に貢献。課題は、会員の増加。

会員同士の情報交換の場として、毎月1回の例会を開催しています。また年6回の開催を継続している研修会も、小倉整形外科医会の自慢の一つです。第4水曜日の午後7時より医師会で開催し、最新の医療知識を提供。また研修会後に行う懇親会は、参加者の親交を深める絶好の機会となっています。

一方、地域医療に対しては、看護学校講師(4名)、社会保険審査委員(2名)、介護保険認定審査委員(6名)、急患センター出務(年間に5~6回)といった協力を行っています。その他、毎年10月の「骨と関節の日」、1月の「ガン検診フェアー」「骨塩検診」にも、輪番で3~4名出務しています。

今後の課題は、新たな会員の育成です。少しずつ会員の親子継承も進みつつありますが、徐々に会員の高齢化が進んでいるのが現状。年に1回の研修旅行(1泊2日)など、楽しい行事も増やしながら、会員の増加を図っていきたいと考えています。

医療制度の変化や診療報酬の改定などともに、ますます連携・連帯が必要になってゆく時代です。整形外科医同士がスクラムを組み、専門性を活かしながら、さらなる地域貢献をめざしてまいりたいと願っています。


2012年40周年記念式典