事業施設の案内

北九州中央臨床検査センター

北九州中央臨床検査センターとは

半世紀にわたって臨床現場をサポート。先進の設備と技術で、幅広いニーズに対応。

小倉医師会の臨床検査センターは、今から50年以上前の昭和36年に設立されました。小倉医師会の事業部門の中では比較的歴史のある部門ですが、設備や技術は常に最先端を追求。時代の変化とともに、新型検査機器の導入やコンピュータでの情報管理などを推し進め、検査技術や検査精度の向上と各種サービスの拡充に力を注いできました。

今後も医師会担当理事やセンター職員が協力と連携を図ることにより、以下の4つのモットーをさらに促進し、先生方と患者様のお役に立てるよう努力してまいります。

1.徹底した精度管理、2.至急検査への迅速対応、3.患者様主体の情報サービス、4.インターネットを介したデータ配信

Webによるリアルタイム検査データの送信、データチェック・報告書発行・医療機関・検体収集・受付・検査

業務内容

受付業務及び検査物仕分け業務は、自動化室と免疫室全員で行っています。

他項目同時分析装置を駆使。 主要項目は複数機で対応。
自動化室では、多項目同時分析装置で多くの生化学項目を測定し、凝固系検査・血糖・ヘモグロビンA1c等は専用機を用いて検査しています。また、主要項目については、機器トラブルの際、至急報告に支障をきたさないように複数機で対応。さらに、検査通信・検査報告等においては、正確で迅速な検査データを提供できるよう努めています。

年間18万件の豊富な検査実績。高品質な検査結果を迅速にご報告。
血液一般、血球分類など、年間18万件の検査を4名の技師が行っています。健診および一般診療での基本検査項目である血液一般検査は、血液細胞を計測するもので、貧血や炎症などの病態を素早く反映します。検査手順に従い専用の分析装置で検査しますが、測定値が装置分析チェックでエラーとなった場合は、塗抹標本を作製して顕微鏡観察によるデータの確認を行っています。

組織検査の診断は、産業医科大学に依頼。細胞診検査は標本を作成して、鏡検。
病理組織検査及び、細胞診検査などを行っています。組織検査では、各病院から提出された材料から標本を作製し、診断は産業医科大学第二病理にお願いしています。細胞診検査は、提出材料から標本を作製し、スクリーナーにより鏡検。陰性については各スクリーナーが責任を持って報告し、偽陽性以上は細胞診専門医の承認後報告しています。

輸血検査、尿検査など、幅広い検査項目。腫瘍マーカーなどは自動分析装置で測定。
免疫検査室では、輸血検査・梅毒検査・尿検査・便検査等、さまざまな項目を5名の技師でローテーションしながら検査しています。また自動分析装置を用いて、腫瘍マーカー・甲状腺ホルモン・肝炎ウィルス等を測定しており、迅速かつ正確なデータを報告できるように努めています。

お客様とのコミュニケーションを大事に、かゆいところに手が届くきめ細かな検査を。
食中毒や院内感染症のニュースが後を絶たない昨今。その原因となるのは細菌です。しかし私たちは微生物と共に生活しており、微生物が反乱を起こした時には、微生物検査の出番。微生物検査に対する心意気は、誰にも負けない5人のメンバーが、ユーザーとのコミニュケーションを図りながら、微生物の反乱原因の一刻も早い提供をめざして、きめ細かい検査を心掛けています。

先生方と検査係のパイプ役として奔走。検査やカルテのIT化も担う。
各医療機関より、検査検体をお預かりし、先生方と検査係のコミュニュケーションをつなぐ役割を担っています。業務内容は、検査窓口業務・渉外・物品の発注・納品管理・収支在庫管理・検査システム管理・検査データ通信システム・電子カルテの対応など。例えば、迅速に検査業務が行えるよう検査システムサーバーを管理し、技師がデータを正確に報告できるよう全力でサポート。また、検査基幹システムに足りない機能を内部開発することにより、業務の効率化に取り組んでいます。

お問い合せは
〒802-0076 北九州市小倉北区中島1丁目19-17 小倉医師会/2F
北九州中央臨床検査センター TEL:093-551-3182

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