おしらせ

小児医療及び周産期医療

小児かかりつけ診療料の見直し

 <概要>

  ・発達障害を疑う児の診察等を行うこと、不適切な療育にも繋がりうる育児負担

   の相談に乗ること、医師が発達障害等に関する適切な研修及び虐待に関する適

   切な研修を受講していることが望ましいことを要件に追加する。

  ・上記の見直し、新型コロナウイルスの検査の取扱いの変更及び処方等に係る評

   価体系の見直し等を踏まえ、小児かかりつけ診療料の評価を見直す

   (初診の場合は11点、再診の場合は10点の点数引上げ)

 

小児医療の充実

  <新生児特定集中治療室重症児対応体制強化管理料の新設>

    医療の質と医療安全を担保する観点から、新生児特定集中治療について十分な

    体制と実績を有する保険医療機関における、高度な医療を要する重症新生児に

    対する手厚い看護体制について、新たな評価を行う。

  <小児特定疾患カウンセリング料の見直し>

    発達障害等、児童思春期の精神疾患の支援を充実する観点から、小児特定疾患カ

    ウンセリング料について要件及び評価を見直す(算定期間を4年間に延長及び初

    回の診療を重点評価)とともに、発達障害等を有する小児患者に対する情報通信

    機器を用いた医学管理について、新たな評価を行う。

  <小児緩和ケア診療加算の新設>

    小児に対する適切な緩和ケアの提供を推進する観点から、小児に対する緩和ケア

    について、新たな評価を行う。

  <医療的ケア児(者)に対する入院前支援の評価の新設>

    医療的ケア児(者)が入院する際の在宅からの連続的なケアを確保する観点から、

    事前に自宅等を訪問し、患者の状態や人工呼吸器の設置等のケア状態の把握を行っ

    た場合について、医療的ケア(児)入院前支援加算を新設する。