おしらせ
救急医療
初期診療後の救急患者の転院搬送に対する評価
<概要>
・三次救急医療機関等に救急搬送された患者について連携する他の医療機関でも
対応が可能と判断する場合に、連携する他の医療機関に看護師等が同乗の上で
転院搬送する場合の評価として。救急患者連携搬送料を新設
・救急患者連携搬送料の新設に伴い、急性期一般入院料1等における在宅復帰率に
関する施設基準について、救急患者連携搬送料を算定し他の保険医療機関に転院
した患者を対象から除外する
救急医療管理加算の新設
<概要>
・救急医療管理加算について、入院時に重症であり緊急に入院を必要とする患者に
対する入院医療を評価する趣旨を踏まえ、要件及び評価を見直す
1.救急医療管理加算について、「経過観察が必要であるため入院させる場合」
など算定の対象とならない場合を明確化する。
2.救急医療管理加算2を算定する場合のうち、「その他の重症な状態」の割合が
5割を超える保険医療機関について、評価を見直す。
※過去6ヶ月間で救急医療管理加算2を算定した患者のうち、「その他の重症な状態」
の割合が5割以上の場合は点数が420点から210点に減算
3.救急医療管理加算を算定する患者の状態について詳細を把握する観点から、
患者の状態の分類について見直す(呼吸不全と心不全を別項目とする)
とともに、診療報酬明細書の摘要欄の記載事項の定義を明確化する。