おしらせ

マルウエア Emotet の感染に関する注意喚起

 今般、日本医師会より、日本国内におけるマルウエア「Emotet」の感染被害が医療機関においても確認され拡大傾向にあることから、改めて注意喚起がありました。
 本マルウエアの主な感染経路はメールとなっており、受信者が添付ファイルを開封したり、メール本文中のURLをクリックしたりすることにより、端末がEmotetに感染します。
 また、特徴の一つとして、感染したPC内のメールソフトの情報を窃取し、その情報を元に、過去にメールのやり取りをした相手に、発信者の名前を騙ってウイルスメールを送付することが挙げられることから、送信者が知っている相手であっても、不審な添付ファイルを開封したり、メール内の不審なURLにアクセスしないよう注意が必要とのことです。なお、メール本文を見ただけでは感染することはありません。
 ウイルス等に感染した場合、あるいはその疑いがある場合は直ちに医療情報システムの保守会社等に連絡するとともに、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」に基づき必要な対応を行い、厚生労働省医政局研究開発振興課医療情報技術推進室(03-3595-2430)へご連絡いただきたいとのことです。

 情報処理推進機構情報セキュリティ安心相談窓口 ではマルウエアや不正アクセスに関する技術的なサポートが受けられますので適宜ご利用ください。

 

≪参考資料≫

  ・IPA情報セキュリティ安心相談窓口

  ・マルウエア Emotet の感染に関する注意喚起

  ・マルウエアEmotetへの対応FAQ