おしらせ

梅毒の流行に関する注意喚起について

 近年、本邦において梅毒患者報告数の急激な増加がみられており、医療機関での適切な診断と治療が最も重要であることから、梅毒の早期発見、早期診断の注意喚起について、別紙【PDF459KB】のとおり一般社団法人日本性感染症学会より上部医師会を通じて連絡がありましたのでお知らせいたします。

 

 特に若年女性の報告数が明らかに増加し、先天梅毒の症例も近年みられるようになっており、今後も先天梅毒を含む梅毒全体の増加が続く恐れがあり、早い段階での対応が必要であるとしております。

 

 また、梅毒の症状は多彩で病期によって異なり、患者は多様な主訴で様々な診療科を受診する可能性があることや、血清反応で感染が見つかる無症候性梅毒も増加しているとして、各病期で適切な診断により早期治療を施し完治させることが重要であり、それにより感染拡大を食い止めることに繋がるとしております。